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ワールドガイド2!
●「大地」
 獣人たちが暮らす世界です。『ミドルアース』とか『フォーセリア』とか、 そういう厳つい名前はついていません。この世界の住民達は、自分達の世界を ただ単に「大地」と呼んでいるのですね。
 この世界には我々のような「人間(ホモ・サピエンス)」は住んでいません。 全ての人々が何らかのケモノの形質を持っています。もし、人間が現れたら 「一体こいつは何の種族だろう?」と思われることでしょう。 それくらい「ケモノである」ことはこの世界では当然のことなのです。
 「大地」地図を見ると分かると思いますが、この「大地」にはまだまだ 外側の世界があります。ひょっとしたらどこか遠くに 別の文化圏があるのかもしれません。けれども、それは私達の預かり知らぬところです。 私達が冒険できるのは「12部族連合」が治める、この「大地」のみなのです。
 ちなみに、地図の辺縁地帯には蛮族が住む村落などがあります。

●「12部族連合」
 この大地に住む諸々の氏族の集合体が「12部族連合」です。 この「12部族連合」の「長老会 」が「大地」全体の統治機構になっています。 「長老会」 は「聖地」 から、全「大地」を治めています。 もっとも、最近ではゴシェン地方やナハライム地方が、聖地に遠いことをいいことに 独自の国家経営を行い始めています。現在「長老会」はこの問題に 頭を悩ませているところです。
 ところで、「12」部族連合といいましたが、その部族数は実際には30を 超えるものです。これは、初期には勢力を持っていたが、 今は落ちぶれた氏族や、逆に、近年になって部族連合に加わるほどに 勢力を伸ばした氏族などがあるためです。「部族連合」なんて、そんなものなんです。

●「長老会」
 各氏族の代表者・長老がそれぞれの氏族の抱える問題の解決や相互交流のために 「聖地」に 集まり、名目上、対等な立場から意見交換や政治交渉を持ちます。 といってもそこはそれ、実際には各氏族間のパワーゲームが展開されて いるだけ、という皮肉な見方もあります。
 「長老会」はまた各氏族、村落などからの依頼・要請に応じて 「冒険者達」 を招聘し、派遣する権限を持っています。 「冒険者達」 は、この権限に従う義務があるのです。要するにうるさいじいさん連中ということですね。

●「聖地」
 「大地」の中心地とされているところです。また、伝承では「乳と蜜が流れる地」 とも呼ばれています。ここに「長老会」が集まり、政治活動が行われています。
 また7年に1度、各氏族から、それぞれ有望な若者を一名ずつ推薦し、 この中から7人の新たな「冒険者達」が選ばれます。
 「聖地」巡礼は「大地」に住むもの全ての一生に一度の夢です。そのため、 この町は常に雑多な種族の人々であふれています。当然、巡礼者の懐を狙う 商人たちも集まり、捧げ物や、土産品、その他さまざまなものを売りつけて 暴利を得ています。とある聖者はこれを嘆き悲しみ、 「祈りの家が、泥棒の巣窟になっている……」と詠嘆しました。 (ちなみにこの後、この聖者は荒縄を振りまわして露店を破壊して回った ともいわれています)
 ともあれ、冒険のベースキャンプとなる場所、この土地に詳しくなって おきたい所です。

●「冒険者達」
 7年に1度、長老会が各氏族の中から有望な若者を集め、その中から7名を あらたな「冒険者達」として任命します。一応、「冒険者達」に選ばれるのは とても名誉なことですので、そのつもりでいてください。その実態が 長老会や、各氏族、村落のただの便利屋さんであったとしても……(笑)。
 「聖地」には常に十数名の「冒険者達」が滞在しており、依頼に応じて それぞれ任地に派遣されます。大きな仕事はたいていベテランにとられてしまうので 新米「冒険者達」は安報酬にしかありつけないことも多いといわれています。 ま、経験を積んで「長老会」に「こいつはベテランだ」と認識される様に なるまでの辛抱です(どれくらい長い辛抱になるかは実力次第でしょう)。

●「自然保護員」
 この世界は我々の歴史でいえば「古代〜中世」程度の文明レベルしかありません。 しかし、我々の歴史と異なり、この世界ではかなり早くから 竜人やフェアリー、人魚などの種族の間で「自然保護」という 概念が広まってきました。
 自然保護員はそのような自然保護を目的としたグループで、各個に独立して 自然保護活動を行っています。

●「月の四魔王」
 「大地」を太古から影で支配してきたといわれる四柱の存在者です。 その目的はおろか、存在すらも謎のベールに包まれており、「大地」に住むもの 誰もがその名を知りながら、その名が何者を指すのか、誰も知りません。ただ、 「新月の魔王」 「三日月の魔王」 「半月の魔王」 「満月の魔王」 の四柱からなることが知られています。

●「新月の魔王」
 別名「太陽を食らうもの」 とも呼ばれています。日食が起こるのはこの魔王が、他の魔王が降臨するのを助けるためだと いわれています。そのため「大地」の人々は日食を非常に恐れています。
 日食の折、邪気に当てられて野生生物が「エクリプス・モンスター」となって 人々を襲うことがあります。

●「三日月の魔王」

 明け方に黄昏に、姿をあらわす三日月の様に、唐突に姿をあらわす人間の心を惑わすトリックスター的存在。時折「大地」に降りてきては目的不明の活動を行うことがあるとされている。

●「半月の魔王」

 4柱の月の魔王の主格。その存在は全く闇に隠されている。何か深い行動目的があるといううわさもあるのだが……

●「満月の魔王」

 満月の魔王 精神の高揚と暴力をもたらす魔王。満月の夜に特殊なモンスターが徘徊したり、人間の町でも暴力事件が多発するのは、この魔王の邪気に当てられるからだとも言われている。


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